プラハでのショッピングは、珍しいもの好きやお値打ち品好きの人々は多いに楽しむことができるでしょう。ジジュコフZizkovは、中古品店が並ぶ地区で、多彩な品ぞろえで買い物上手やアンティーク収集家を待ち受けます。また共産政権時代の珍品や、ヴィンテージものの古着などもファッション好きを魅了します。屋外のマーケットはアジアからの安い輸入品が並び、買い物好きの楽園となっています。

本格的なチェコのお土産品をお探しの場合は、手工芸品を手にとってみてはいかがでしょうか。農村部の女性たちが手作りする優美で手のこんだレースは、現代に生きるチェコの伝統です。木製のマリオネットや人形といった玩具もお土産に最適です。春は、美しく塗装された卵や、カバ材で編まれた鞭(異教の時代から残る古い風習で、男の子たちが女の子たちの足をこの鞭で打つと、多産をもたらすというものです)などが店の軒先に並びます。

チェコはガーネットの原石を算出することでも知られ、あらゆるタイプの美しい宝石が市場に並びます。一般的にガーネットは濃い紅色ですが、この地でとれるものは、それより薄い色、特にピンクに近いのが特徴です。また、琥珀もよく宝石に用いられます。貴重な宝石というわけではありませんが、植物である松ヤニにから採れる琥珀は、明るい金色や濃い茶色、時には緑がかっても見え、美しいものです。ガーネットと琥珀が豊富に産出されるということもあり、双方を用いた宝石が非常に手頃な値段で店頭に売られています。

地元のクリスタルやガラス製品も世界トップレベルです。気に入ったシャンデリアがあれば、船便で送ってもらうよう手配することもできます。多くの店でこのサービスが可能ですので、手荷物で持ち帰る苦労をしなくてすみます。

カルロビ・バリは大きな丸型のウェハースから作られる、薄い層を重ねた美味しいクッキーで知られています。持ち帰りやすく、子供たちにも喜ばれます。温泉地に行ったら、地元っ子や他の観光客たちが、取っ手にストローが取り付けられた陶製のマグを持っているのを見かけることでしょう。これも、家で使うお土産に適しています。多くの店で、スタインsteinと呼ばれる陶器製のビール用のジョッキを扱っていて、大きさや形も様々です。地元特産のリキュールを持ち帰るのもよいでしょう。特に、可能であればアブサンAbsinthがお薦めです。しかし、リキュールの主原料に使われるニガヨモギが麻薬成分を含むため、多くの国で禁止されているので注意してください。

その他お土産として好適なのは、幸運を呼ぶ台所の魔女Good Luck Kitchen Witchです。ボヘミアの家庭の台所に伝統的に伝わっており、料理が焦げないように見張りをしてくれると言われています。アート好きだったら、チェコ出身のアール・ヌーボー期の最も偉大な画家、アルフォンス・ミュシャAlphons Muchaの作品をモティーフにした絵葉書もよいでしょう。女性には、チェコの国の木である菩提樹の香水の小瓶なども喜ばれます。菩提樹はさわやかな花と緑の香りが特徴です。

もともとはロシアの伝統工芸ですが、チェコでもよく見られるのは、入れ子状になった人形、マトリョーシカです。その他各所で手に入る特産物は、ジャンプする蜘蛛のおもちゃ、ベルベットの風変わりな帽子、共産主義時代の記念品などです。ただしこれらはほとんど中国製で、観光客向けに輸入されたものです。